絵の具のシミは高難度！

おはようございます。

今朝は冷え込みました。

これからは秋が深まり、冬は向かうんでしょうねー。

さて、今日のご紹介は「絵の具」です。

絵の具は「水彩」と言われるので、「水に溶けやすい」から「水洗い」で取れると思われがちですが、定着剤とし「アラビアゴム」ってのが使われてます。
これは乾くと固着する性質を持ってますので、簡単にシミ抜きできません。

今回のはこちら。

制服ブラウスの袖に「緑色」の絵の具が付いたそう。




裏表に付いてます。

ご家庭で、洗濯はもちろん、ウタマロや漂白や色々されたそうなんですね。

絵の具のシミは、さっきも言いましたが定着剤が使われているので、コレを取り除いてから、染色の「顔料」を取り除く順番がポイント。

なので、いきなり洗濯したり、色々すると取れにくくなってしまいます。

今回のも、非常に取れにくくなってしまってます。
少しでも、少しでも、薄くするべく1着入魂！一生懸命！シミ抜きしましょう！


シミ抜き台にセットし、


絵の具のシミの定着剤を取り除く薬剤を塗布。


ヘラで擦って、


スチームを掛けて、アレコレしました。

で、

仕上がりです。

アレコレ頑張ったんですが、



薄くはなりましたが、ここまでです。
これ以上は、生地を傷めるだけです。

絵の具のシミは、ご家庭で取るのは難しいです。技術の確かな「プロ」が常駐するクリーニング店でプロに相談しましょう！

今日も、「任せて安心！確かな技術！自信のシミ抜き！」「1着入魂！一生懸命！」 上手なクリーニングで評判の、 大阪市 城東区 「クリーニングショップ中村」まで！ 綺麗好きな、こだわり店長がお送りしました！ では、また明日！