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ヴィンテージジャケットの「臭い」

おはようございます。

朝は寒いですねぇー。

暖房入れたいねんけど、まだ早いなぁ。

さて、ここんとこ、ちょくちょく「ヴィンテージ」品のクリーニングのご依頼があります。


ヴィンテージ品は、一般衣料に比べると、クリーニングは難しいです。
経年による劣化もあるしね。

使われている素材は、今のより抜群に良い場合が多いけど、目に見えない劣化は気をつけないといけません。

今日ご紹介するのは、ヴィンテージジャケットの「臭い」です。

いわゆる「古着」独特の「臭い」ですね。

臭いは、普通にドライクリーニング しても取れません。

「水洗い」すればかなり効果があるんですけどねぇー。

こちらのヴィンテージジャケット。



ハリスツィードですね。

かなりの年代物みたい。

でも、確かに「古着の臭い」がキツいんですよね。

お客様は「臭いが気になって着れない」との事。

でも、ツィードは織りが非常にざっくりしているので「水洗い」はリスキーです。

こういう時は、生地を傷めないドライクリーニング の超弱回転でのシャワー洗いを長時間行います。

その後乾燥室で数日間 乾燥。

そして、仕上げの際は、人体プレス機

画像は別のジャケットのんやけど、こんなの着せて、内側からスチームがドーっと出て、整形するんです。

今回は「臭い」を取るのが目的なので、スチームをドーっと出して、冷まして、ドーっと出して、冷ましてのループを何度も何度も繰り返します。

スチームによって「臭い」を吹き飛ばす方法を行いました。

で、

仕上がりました。

って、「臭い」が取れたか?は分からないですねー。

とりあえずお客様的には「ほとんど分からないですね」との事でした。

良かった、良かった。。。

ヴィンテージ品のクリーニングの事なら、当店まで!

では、では。
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