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クリーニングに出したら「テカテカ」!

先日テカリが出たパンツでお伝えしましたが、今回は「テカリ」に引き続き「アタリ」についてです。

「アタリ」って何なん?と思いはりますよね?
これについては、前回もリンクしたんやけど東京クリーニング組合さんが、めっちゃ分かりやすく説明されてるので、ご覧下さいね。

さて、今回「アタリ」が出た、と言いますか、クリーニング屋にだして「テカテカ」にされたパンツが、こちら。


良いパンツなんですよー。

ヴィヴィアンです。
このブランドのメンズを使われるとは、かなりのオシャレさんですねー。

で、アタリが出てるのは、

ココ!


パンツのサイドの「縫い代」で分厚くなってる部分が白っぽく光ってるんですね。

裾も。

裾は、縫い代や、折り返し、靴ずれ、が有り、サイドより分厚くなるので、下手なプレスすると、アタリが出て光ってしまいます。

どうやら、

ココにプレス機の跡が付いてるので、この辺から下を「プレス機」でサンドイッチしたみたいですねー。

クリーニング屋にとって、パンツの仕上げで「アタリ」を出すのは、ど素人。
アタリ出す様なら、お客様のを仕上げたらあかんわね。

私も、昔、初めてプレス機でパンツを仕上げる際は、ハウツーを当時の師匠から教えてもらいます。

が、いきなりお客様のをする訳にはいかないので、自分のパンツや、弟、親父のパンツで何度も何度も練習をしたものです。
で、師匠に認められて、ようやく仕事が出来るよーになるわけですわ。

今時は、そんな事しないのかなぁ?
プレス機は、

下に、マットが有り、上から大きなアイロンの様なコテを下ろし、


上下でサンドイッチして仕上げるんですね。

でも、でも、
今回の様なハイブランド品は、

「当て布」してのハンドアイロン。
ブランド品等の「繊細な生地」を仕上げる際は、当たり前なんですがね、、、。

で、

仕上がりました。









「アタリ」は、ハンドアイロンで蒸らしながら修正したので、ほとんど分からなくなりましたね。

クリーニングに出したら、パンツのサイドの縫い代辺りが光ってないか?確認しましょう。

もし、なってる様なら、店変えた方が良いかも?ですね。

今日も、「任せて安心!確かな技術!自信のシミ抜き!」上手なクリーニングで評判!の、大阪市 城東区 「クリーニングショップ中村」綺麗好きな、こだわり店長がお送りしました! では、また明日!
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